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使い方

手帳に「書く」ことで夢が叶う、
なりたい自分が見えてくる

EDiT手帳の隠れた人気ページ「プランニングページ」。1年の目標を書きこむ「年間プランニングページ」と、月ごとの「月間プランニングページ」の2つがあります。

「使ってみたいけれど、使い方がわからない」、「他の人がどういうふうに使っているの?」そんなみなさんからの声にお応えして、EDiTの開発担当者・佐倉が、EDiT愛用者であり、プランニングページを使って"やりたいこと"にどんどん近づいている田淵 智子さんに、"田淵さん流プランニングページの書き方"についてお聞きしてみました。
PHOTO:井関信雄

EDiTからはじまった手帳術
1日1ページ→週間バーチカル→週間ノート

佐倉:今日はよろしくお願いします。
今までお使いだったEDiTを持ってきていただき、こうして拝見すると、とても感激です。

田淵さん:2016年で5年目になります。EDiTを知ったきっかけは、文房具朝食会(※)の仲間と東急ハンズに手帳を見に行ったときです。プランニングページを見て、「あっ、これだ」と思いました。また当時朝活が多く、「6時に家を出る」なんていうときもあったので、24時間軸であることも気に入った点です。

それ以前は、マンスリーの手帳を使っていました。目標も書いてはいたんですが、手帳とは別でした。EDiTに出会って、私の手帳活用術がはじまったんです。

※“文房具の使い方を情報共有したい”というメンバーが集まる朝食会

EDiTは、2012年から2014年までは1日1ページ、2015年は週間バーチカルを使っていました。2016年は、週間ノートを使う予定です。実は来年、仕事で海外に行くことになり、自分のスケジュール管理よりも、複数のプロジェクト管理をすることが多そうだなと感じていて、横軸で見られるこの週間ノートが使いやすそうだと思っています。また来年は、「5年連用日記」にもチャレンジして、2016年からオリンピックイヤーの2020年まで書きつづるつもりです。

佐倉:すべて赤なんですね。

田淵さん:手帳、スマートフォンカバーなど、仕事関係の小物は「赤」と決めています。どんなアイテムでも、たいていラインアップに赤があるし、目立つので探す際にも時間がかからずにすむんです。

カラフルなマインドマップからはじまる
年間プランニングページ

佐倉:では、いよいよ今日の本題です(笑)。
田淵さんは、EDiTのプランニングページが、EDiTをご愛用いただいている一番の理由だとか。どのように使っていらっしゃるのですか?

田淵さん:人間って、意外と「うれしいこと・できたこと」は忘れてしまって、「できなかったこと」は覚えている、と思ったんです。振り返ったときに、残念ながらできたことを覚えていない。

だから、EDiTには「やれない・できない」ではなく、プランを立て、記録して、「できる」って書こう、できたことを書きとめようって決めてます。そうすると、立てたプランが「最初はこう思っていたけど、形を変えてできていた」と気づくことができるんです。

かつては、「今年やりたい100のこと」を年末にリストアップしていましたが、やりたいことは一過性のものではなく、続けたいことが多いので、EDiTのプランニングの方が自分には向いています。「年間プランニング」に、年末に書いたマインドマップをコピーして「イヤー・ビジョン」に貼りつけ、あとは月ごとにブレイクダウンしていきます。

佐倉:そのマインドマップは、どれぐらいの期間でつくっていらっしゃるんですか?

田淵さん:前年末に1年の棚おろしをしつつ3週間くらい考えて、1日で書き上げます。下書きはしていません。気になるキーワードやしたいことは普段から書きとめているんですが、そこから大テーマを決めて、キーワードから小テーマ(カテゴリー)をグルーピングしていきます。書くことで、1年の方向性が整理できるんです。

佐倉:ずいぶんカラフルですよね。イラストもあって、気分がアップしそう!

田淵さん:色が多いと自分が楽しいし、このマインドマップをFacebookにもUPしているので、「みんなも書いてみて」と促している気持ちもあります。

左上から時計回りに:2015年、2014年、2013年、2012年のマインドマップ。書き方も徐々に進化しています

「マンスリー・イベント」にTO DOを書きこみ
「イヤー・ビジョン」を常々見る習慣を

佐倉:マインドマップの下の「イヤー・プランニング・リスト」が、何やら気になります。

田淵さん:実はここには、年始に引いたおみくじの内容を書いています。友だちから「おみくじの内容は、よく見えるところに書いてあると叶いやすい」と聞いて……。今年は大吉を引いたので、特にその話に惹かれました(笑)

佐倉:なるほどー。私も来年やってみようかな。「マンスリー・イベント」はどう使っていますか?

田淵さん:月のはじめに、その月のTO DOリストを書きこんでいます。そうすると、そのときに左側のイヤー・ビジョンが見えるので、自分がいきたい方向を常々確認することになります。

またそのTO DOも5色ボールペンを使い、項目別に色分けしています。たとえば、仕事は青、プライベート・わくわくすることは緑……というように。

写真① YEAR VISION : 年末に書きあげるマインドマップをコピーして貼付

写真② YEAR PLANNING LIST:初詣で引いたおみくじの内容を転記して

写真③ MONTHLY EVENTS:月はじめ、色ペンを使い、項目別に「TO DOリスト」を書きこむ

うさぎが気持ちを代弁してくれる
「月間プランニングページ」

佐倉:ではそうなると「月間プラニングページ」はどうなっているのでしょうか?
あ、うさぎがいる。

田淵さん:うさぎと吹き出しを描いて、自分の気持ちや思っていることなど、つぶやきを代弁させているんです。

癖で丸を書いていることが多く、なんとなくうさぎを描きはじめました。これもEDiTを使いはじめてからですね(笑)

プランを立てて1年を過ごすと
見えてくる「やりたかったこと」「できたこと」

佐倉:実際にEDiTのプランニングページを使ってみてどうですか?

田淵さん:プランを立て、ブレイクダウンして年末に見返すと、先にも言ったように、「以前はこう思っていたけど、こう変わった」あるいは「こうしたかったのか」という、自分の潜在意識に気づくこともできます。

そして「実現の方法が変わっただけ」と気づくこともあり、だいたいプランの60~80%と、意外とできていることが多いんです。

佐倉:田淵さんは文房具朝食会や読書会に参加されるなど、いろいろと趣味をお持ちですよね。着付けも長くされているとか? 初めてお会いしたときも着物姿でいらっしゃいましたね。

田淵さん:着付けはオン・オフの切り替えに、もう10年くらいやっています。着物関係のことは、マインドマップにも書いているし、自分が続けてきたことやスキルは資格にしておいた方がいいと思い、着付け講師の資格も取りました。

佐倉:海外で働く、ということも目標にあったのでしょうか?

田淵さん:そうですね。キャリアの中で海外勤務経験はしたいと思っていました。英語のスキルアップについてはEDiTのプランニングページに毎年書いていたし、そのおかげでチャンスに恵まれました。

EDiTは「幸せの確認帳」

佐倉:来年は、どんなことがテーマになりそうですか?

田淵さん:今ちょうど、来年のマインドマップをどう書こうか考えているところですが、出向期間が1年と限られているので、「海外で1年でやれることを全部やろう、限られた時間を最大限有効活用しよう」ということが大テーマになりそうです。

またこれを機会に、「目に入るものはちゃんといいものを使おう」と、パーカーの万年筆を買いました。手帳もこれで記入することになりそうです。

佐倉:最後に田淵さんにとって「EDiT」とは、ズバリなんでしょう?

田淵さん:「幸せの確認帳」です! 
「自分ができたこと・幸せだったこと」を忘れないようにするための手帳、「1年でこれだけできたし、変われたし!」と自分に自信をつけてくれる手帳です。

翌週から仕事で約1年間の海外渡航という忙しい合間のインタビューにもかかわらず、生き生きとした笑顔でお話してくださった田淵さん。

体の不調があったとき、「早寝早起きで体を立て直したい」→「朝活すれば早起きするだろう」と朝活をはじめたという、「こうしたい」→「こうする」という強い意思力×実行力による、田淵さんの“かなえる力”に、EDiTがお役にたてていることをうれしく思いました。

田淵さんを見習って、私も来年のプランニングページは気合を入れてつくります!(佐倉)

Profile

田淵 智子さん 
通信会社 法人営業

文具朝食会や読書会に参加するほか着付け講師の資格も持つなど、多様な趣味を持ち、仕事もプライベートもアクティブに活動している。

201512月より、1年間の予定で海外へ出向。